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法律の窓口が紹介する弁護士について

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窓口には3つの意味があります。
1つは物質(配置)としての窓口
普通に窓と呼んでも構いません。
2つ目は、銀行や役所などで事務手続きを行う所
そして3つ目が、外部との折衝をする役
(その仕事をする人間)になります。
仕事内容によっては、2番と3番は重複することもあります。
そして、比喩表現として
「○○の窓口」と呼ぶことが多々ありますが、
その多くが3番目の窓口になります。


法律の窓口もそうです。
法律は役所的な意味合いが強いですが、
法律の窓口が紹介する弁護士は公的機関ではありません。
(それを言ったら銀行も公務員ではありませんが)
確かに弁護士は国家資格で、
公的機関である裁判所でも働きますが、
れっきとした民間の職業になります。
(検察官と裁判官は公務員です)


弁護士が民間なのは、その仕事内容が
国家レベルの重要性を持たないからです。
極端な話、浮気の仲裁を国がすることはありません。
電力供給や郵便、鉄道などは生活に必須ですが、
その仕事内容は民間でもできる難易度と
情報規制(セキュリティ)だからです。
警察や政治家などは、簡単に他社にできる仕事内容ではないのです。
ただし、公立の教職員については、私立の教職員がある時点で、
必ずしも教師は公務員である必要はないかもしれません。
このあたりは、民営化の余地が残っているかもしれませんね。
義務教育はともかく、そのうち、公立高校の教職員にて
公務員の資格は無くなるかもしれませんね。


国家レベルの重要性は持ちませんが、
個人レベルではとても重要なことはあります。
その人にとっては、国家が傾くことよりも
自分の生活が成り立たなくなる方が重要なのです。
だからこそ、弁護士が日本にたくさんいるのだと思います。
法律の窓口として弁護士を使い、法律に助けてもらうことができます。
外部との折衝をする役、言い換えるなら、
個人と弁護士を橋渡しする法律の窓口を是非ご利用ください。





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